Lethocerus indicus EATS

タイワンタガメ

タイワンタガメ(Lethocerus indicus)は、カメムシ目(半翅目)コオイムシ科タガメ亜科タイワンタガメ属 (旧:タガメ属)に属する水生昆虫(水生カメムシ類)の一種である。

日本国内で記録されたことがある水生昆虫類としては最大だが、国内では与那国島(南西諸島・八重山列島 / 沖縄県八重山郡与那国町)でしか記録されておらず、1970年代後半を最後に記録が途絶えているため絶滅が心配されている。


食用タガメの味や食べ方は?

毎日のように誰かが食べている昆虫食ですが、食用タガメの味や食べ方はどうなっているのでしょうか。日本のタガメは保護種で色々禁止されていますが、食用のタガメは東南アジアから食用に輸入されているものです。

食用タガメの味や食べ方は?

タガメに限らず、昆虫食では素揚げや炒めなど火を通すのが基本です。衛生上、生食するものではありません。タガメの味(香り)としては、青リンゴのようにさわやかでフルーティーとされています。

このほか昆虫食として加工済で流通する場合は、保存の都合で塩ゆでや佃煮にします。長野の「イナゴの佃煮」は有名ですね。佃煮では、調味料の味がメインになります。

一方、タイワンタガメは栄養分より調味料として評価されています。タイワンタガメのオスはフルーツのような香りを出すことで知られ、現地では調味料として炒め物などに使われてます。日本では香りづけに利用したTAKEOの「タガメサイダー」が有名ですね。

なお、そのままバリバリいく人もいますが、食感が悪いので羽根はちぎった方がよいでしょう。


タガメサイダー

タガメサイダーはタイ産のタイワンタガメのフルーティーな香りを楽しむ変わった炭酸飲料です。タガメを飲むというアイディアは日本で生まれ、今日まで10年をかけて醸成されてきました。その起源は昆虫料理研究会にあり、2011年のタガメウォッカに始まり、タガメスェット、元祖タガメサイダーと愛好家の間でひそかに楽しまれていました。2019年TAKEOではそのアイディアをベースとして誰でも気軽に手に取れる形態として商品化しました。